【欧州CL】アーセナルMVPライス「苦しむことは覚悟したが勝つのは自分たちだと…」

4強進出を喜ぶアーセナルの選手ら（ロイター）

＜UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）：Rマドリード1－2アーセナル＞◇16日（日本時間17日）◇準々決勝第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ

【マドリード＝高橋智行通信員】初優勝を狙うアーセナル（イングランド）が王者レアル・マドリード（スペイン）を2戦合計5－1で退け、2008－09年以来となる16シーズンぶりの4強進出を果たした。

FKから2得点を挙げた第1戦に続き、MFデクラン・ライス（26）が攻守に奮闘。チームを統率し、アウェーで2－1の勝利に導いたプレーが評価され、2試合続けてMVPを獲得した。

ライスは「このクラブにとって特別な夜であり、歴史的なものになった。我々は今大会の目標がある。最高のチームと戦って優勝を遂げたい」と意気揚々と話した。

そして「（Rマドリード）巻き返してくるということは多く耳にしていた。それでもここで勝利するという強い信念、自信を持っていた。苦しむことは覚悟していたが、しかし勝つのは自分たちだと分かっていた。心の中にはあったが、それが現実にした」と胸を張った。