
<ドジャース-ロッキーズ>◇15日(日本時間16日)ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、試合前にエンゼルス時代の元同僚ミッキー・モニアク外野手(26)と再会し、談笑した。黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソン氏をたたえるイベントで、両軍がスタジアムのセンター後方に集結。記念撮影を行った。
モニアクは22年シーズン途中からエンゼルスに移籍。23年まで大谷とともに戦った。「彼に会えるのはいつでもうれしいよ。友達として、元チームメートとして。クラブハウスで毎日顔を合わせる仲間って、家族みたいな存在になるからね。チームが変わっても、その関係はずっと心に残っている」と笑顔で話した。
エンゼルス時代、最も印象に残っているのは「自分の誕生日の日に、先頭打者ホームランを打ったこととか、マリナーズ相手にサヨナラ本塁打を打ったこととかかな」と回想。その上で、「もちろんショウヘイと過ごせたこと、彼がやってきたこと、それを特等席で見られたこと、それはクールなことで、自分の息子や、孫にまで伝えていくと思う」と語った。
大谷とモニアクといえば、ミッキーマウスを連想させるようなポーズも話題となった。「打撃ケージで試合に向かうまでの準備はもちろん、ダグアウトにいる時とか、何か食べている時とか、そういう小さなことでも、一緒に過ごして話すことができた。もちろんミッキーマウスも、たぶん多くの人が覚えていることだろうけど、僕も忘れない。楽しかったね」と、思い出を語りながら終始、うれしそうな表情を見せていた。
前日の試合には「6番中堅」で出場し、2安打を放った。新天地については「とても気に入っているよ。みんないいヤツばかりだし、コーチ陣も素晴らしい。最近はちょっと厳しい時期が続いてるけど、1日1日、勝つことに集中して前に進んでいくだけ」と明るかった。