
ドジャースのレジェンド、マニー・モタ氏(87)が脳卒中で倒れたと、複数の米メディアが15日(日本時間16日)、伝えた。
息子でドジャースの実況アナウンサーを務めるホセ・モタ氏はESPN電子版に「父は意識を失うことはなく、現在は良好な状態」と話した。倒れたのは現地14日夜だったという。
ドミニカ共和国出身のモタ氏は1962年にジャイアンツでデビューし、69年途中から現役最終年の82年までドジャースでプレー。73年にオールスターに選出された。外野手としてメジャー通算20年で打率3割4厘、31本塁打、438打点、50盗塁をマーク。ドジャースに所属した13年間では打率3割1分5厘を記録した。代打として通算150安打と存在感を発揮し、99年にレニー・ハリスに更新されるまでメジャー記録だった。
現役引退後はドジャースでコーチを務め、解説者としても活躍している。