
パイレーツは7日(日本時間8日)、台湾出身の鄭宗哲(チェン・ツェンチー)内野手(23)をメジャーに昇格させたと発表した。
鄭宗哲は19年に海外FAでパイレーツと契約。21年からマイナーでプレーし、昨年9月に3Aに昇格した。昨季は2Aで126試合、3Aで6試合に出場し、打率2割2分5厘、11本塁打、55打点、17盗塁、OPS.676を記録。今オープン戦では14試合で打率3割5分3厘、1本塁打、2打点と結果を残していた。23年WBCでは台湾代表に選出され、4試合に出場。MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは球団内17位に位置付けている。
チームは内野陣の故障者が相次ぎ、二塁、遊撃、三塁を守ることができて守備に定評のある鄭宗哲の昇格が決まった。鄭宗哲はMLB公式サイトに「野球を楽しみ、日々向上できるように取り組んでいきたい」と抱負を語った。