
アフラック生命保険のサポートを受け小児がんに関する啓発活動を行う日本ハム山崎福也投手(32)が5日、「アフラックゴールドリボンデー」となった日本ハム-オリックス2回戦前に、取材対応した。
山崎自身も中3時に小児脳腫瘍に罹患(りかん)した経験があり「僕も苦しい思いもしましたし、周りの方々の助けがあって乗り越えられた。僕が少しでも力になれたらいいなという気持ちが強くあるので、しっかりやっていけたら」と思いを口にした。
日大三時代から社会貢献活動を行い、プロ入り後も脳腫瘍患者を支援する団体に寄付をするなど、継続的に病気に苦しむ人たちを支えてきた。今回はこれまでの活動を知った同社が、在籍する日本ハムと1日にパートナーシップ契約を締結。同社と連携した新たな啓発活動ができることになり山崎は「自分だけでとなると限界もあるので、こうやって(啓発活動の)話をいただけて、本当に感謝しています」と話した。
今後は19日に東京で開催される「ゴールドリボンウオーキング」にメッセージなどを送り、オフには小児がんなど難病と闘う子どもたちの家族が宿泊できる「アフラックペアレンツハウス」、自身が手術を受けた北大病院への訪問も検討している。子どもたちへ「僕は絶対に治すという強い気持ちが常にあった。何事にもポジティブに考えて生活しっていってほしい」とエールを送った。