“しんがり”がしっかり勝って、勢いをつなぐ。日本ハム山崎福也投手（32）が4日オリックス戦（エスコンフィールド）で、今季初登板する。3日は同球場で最終調整した。古巣との対戦は昨季2戦2勝と好相性。先発ローテ6人目左腕が、4勝1敗で首位を走るチームをさらに加速させる。
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美白左腕が、満を持して開幕6戦目に登場する。練習中の山崎は時折、エスコンフィールドのスタンドをゆっくり見回した。11年目のスタートへ「野球選手である以上、毎年大事。1試合1試合集中していい成績を残せるように」と気を引き締めた。
キャンプから打撃練習もこなす“二刀流”で調整してきたが、3月19日巨人戦での代打出場を最後に投手に専念した。野手陣も好調で、新庄監督が交流戦まで打者封印を判断。山崎も「バッティングもバッティングでいい時間でした。今はもうチームが勝てるように、しっかりと投げられられたら」。まずは本職に集中し、チームを勢いづける。
日本ハムに移籍後、古巣との相性は良い。昨季は2試合、どちらもエスコンフィールドで対戦し2勝。「どこであっても気持ちは変わらない」と自分の投球をするだけだが、相手に苦手意識は植え付けてきた。
3月26日発売の女性ファッション誌「an・an」スペシャルエディションでは、松本剛ら4選手とともに表紙を飾った。長身、美白のイケメンは黒スーツ、白シャツなどを華麗に着こなしたが「まだ（できあがりを）見てないんですよ」。おしゃれよりまずは本業だ。緩急を駆使したセクシーな投球で、今季もファンを魅了する。【永野高輔】
