
日本ハム新庄剛志監督(53)が、31日までに自身のインスタグラムを更新。ピンチで選手たちが見せた反応を投稿した。
30日の西武戦(ベルーナドーム)、7-2の8回から登板した4番手山本が2点を失い、なおも2死一、三塁のピンチ。新庄監督は球審に5番手河野を告げると、ボールを手にマウンドにできた輪へ自ら足を運んだ。選手に声をかけると、捕手田宮や一塁手野村、三塁手清宮幸らが一斉に笑い出した。清宮幸はグラブを頭に乗せ、思い切り白い歯を見せていた。
新庄監督は「この緊迫した場面で真剣にしゃべってるのに、笑うんですよ この子たち!」と投稿。ピンチでも「愉しむ」選手たちの成長を喜んだ。試合は7-5で勝利し、開幕3連勝を決めた。29日の同戦でも、同点の8回1死一、二塁でマウンドへ駆け寄り、清宮幸へカイロを手渡すなどして、選手をリラックスさせていた。
開幕3連勝は80年以来、45年ぶり6度目。80年は3戦目が引き分けで、開幕から3戦3勝は、球団初の日本一に輝いた62年(6連勝)以来、63年ぶり4度目になる。この3連戦はすべて先制し、途中で追いつかれても西武にリードを許さなかった。日本ハムが相手に1度もリードを許さずに開幕3連勝は61年に次いで2度目。