
<オリックス-楽天>◇29日◇京セラドーム大阪
楽天古謝樹投手(23)が、先発の役割を全うした。開幕2戦目の先発が内定していたハワードが、腰の張りを訴えて離脱。代役として5回71球、2安打無失点にまとめ、勝ち投手の権利を持ったまま降板した。
初回、2死を奪ってから連打を浴びて一、二塁のピンチを招いたが、最後は西川を中飛に仕留めた。2回以降は1本も安打を許さず、4、5回はいずれも3者凡退でオリックス打線を退けた。
昨季5勝を挙げた23年ドラフト1位左腕は「昨日サヨナラ負けをして、チームとしても特に勝ちたい2戦目だと思います。そういった状況で、1回1回、後のことを考えずに全力で投げたことが今日の良かったところだと思います」と落ち着いた口調で話した。