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【WEリーグ】C大阪ヤンマー3戦連続ドローも、19歳吉田琉衣と20歳和田麻希が初先発で奮闘


C大阪ヤンマーはちふれ埼玉との試合で0-0の引き分けに終わり、今季通算成績は4勝5分け6敗となりました。試合ではDF吉田琉衣がWEリーグ初先発、FW和田麻希が今季初先発を果たしました。吉田は173センチの高さを持つセンターバックとして無失点に貢献しましたが、プレーの準備や体力の向上を課題としています。和田は左MFとして百濃実結香の代役を務め、積極的なプレーで攻撃を仕掛けました。監督の鳥居塚伸人は二人の選手の活躍を評価し、今後の試合に活かす方針です。チームは現在5試合未勝利で、5位以内を目指していますが、攻撃力の改善も求められています。

WEリーグちふれ埼玉戦に臨むC大阪ヤンマーの先発11人

<WEリーグ:C大阪ヤンマー0-0ちふれ埼玉>◇22日◇第15節◇ヨドコウ

セレッソ大阪ヤンマーレディースは、3試合連続のドローで通算4勝5分け6敗の勝ち点17。7位からの浮上はならなかった。

その中で、DF吉田琉衣(19)がWEリーグ初先発、FW和田麻希(20)が24年5月以来となる今季初先発を飾るなど、新たに若い世代が台頭した。

今季2試合目の出場で大役を担った、173センチのセンターバック吉田は「結構、緊張はした」と言いながら、後半15分までプレーして無失点に貢献。昨季はわずか1試合(3分)の出場に終わっていた。

「もっと周りを見てプレーの準備をしないといけないと思った。最後は判断も遅くなって、走れていなかった。体力をつけて、プレーの質も上げていきたい」

和田は左MFでプレー。このポジションは、開幕14試合全てに先発してきたMF百濃(ももの)実結香(22)の聖域だったが、今季初めて風穴をあけた。

百濃とは違ったテンポのドリブルを仕掛けた和田は「先発は久しぶりで、少し緊張した。自分の得意なプレーをいっぱい出し、得点しようと思っていた」と心中を説明。

一方、後半15分で和田と交代した百濃は、途中出場ながら必殺のドリブルで会場を沸かせただけに、和田の抜てきが相乗効果を生んだといえる。

鳥居塚伸人監督(52)は「吉田は高さがあり、セットプレーの期待もある。和田は積極的なプレーが光っていたので、調子のいい時にスタートから使ってあげようという判断」と説明。

チームは昨年12月1日にINAC神戸から金星を挙げて以来、これで5試合未勝利が続く。

5位以内を目標に掲げる指揮官は「勝つために、点を取るためにどうするか。守備を含めて、もう1つクオリティーを上げ、準備のところも改善して次節は勝ちたい」と、収穫と課題も多かったこの試合を総括した。

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