
<WEリーグ:C大阪ヤンマー0-0ちふれ埼玉>◇22日◇第15節◇ヨドコウ
7位セレッソ大阪ヤンマーレディースは、勝ち点で並んでいた8位ちふれASエルフェン埼玉とホームで引き分けた。
3試合連続のドローで順位は変わらず、通算4勝5分け6敗の勝ち点17。
中断明けの後半戦は3分け1敗。前半戦から通して5戦未勝利となり、目標の5位以内へ、現在5位のアルビレックス新潟レディースとは勝ち点7差。残り7試合で正念場が続く。
この日は、大学進学のために3月末で退団するFW栗本悠加(18)のホーム最後の試合だった。
後半追加時間から途中出場したFWは「ピッチに入る時は、ちょっと泣いていた。C大阪の選手として、最後に出られてうれしかった」。無得点で引き分けに終わり「悔しい思いもある」とも付け加えた。
U-19日本代表にも入った栗本は試合後、4月から筑波大に進学することを公表した。2月に卒業した大阪学芸高(大阪市住吉区)から推薦での進学という。
「サッカー部の練習も見学させていただき、進路を決めました。これまでは感覚でやっていたが、大学ではプロでも通用する技術も身につけたい」
4年後、再びC大阪ヤンマーに戻る可能性もある。将来を期待されたエース候補は、29日の日テレ東京ヴェルディベレーザ戦(味の素フィールド西が丘)がひとまず、最後のWEリーグの試合となる。