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【DeNA】吹っ切れた伊勢大夢「先発クビになったようなもの」中継ぎ再転向後初登板で3者凡退


DeNAの伊勢大夢投手が、西武とのオープン戦で中継ぎ投手としての初登板を果たし、見事な3者凡退投球を見せました。伊勢投手はこれまで先発として試合に臨んでいましたが、監督の三浦大輔から中継ぎへの再転向が決まったばかり。彼は初登板で最速149キロの直球やスライダー、フォークを駆使し、完璧な投球を披露しました。伊勢投手は「先発をクビになったような形」と感じつつも、中継ぎとして全力を尽くしたと話します。彼は先発経験がもたらした球種の幅を活かし、今後もその成長を続けると意欲を示しています。三浦監督も「成長を遂げた伊勢投手のリリーフでの活躍に期待している」とコメントしました。

西武対DeNA DeNA4番手の伊勢(撮影・滝沢徹郎)

<オープン戦:西武2-0DeNA>◇21日◇ベルーナドーム

DeNA伊勢大夢投手(27)が先発から中継ぎに再転向後の初登板で貫禄の3者凡退投球を披露した。8回から登板し、最速149キロの直球とフォーク、スライダーを交えて3者凡退。「昨日、右足の使い方で自分の中でしっくりくるものがあった。もうちょっとスピードも出ると思うので、出力をどんどん上げていければ」と振り返った。

三浦大輔監督(51)からは18日に直接、中継ぎ再転向を伝えられた。素直に受け止めたが「当然まだ悔しい思いはありますし、簡単に言えば先発をクビになったようなもの。モチベーションとしては正直難しかったんですけど、今日全部出してやるという気持ちでした。逆に『やっぱりリリーフがいいじゃん』って見られちゃったんですけど(笑い)」と心境を吐露した。

それでも先発をやったことで得られた引き出しもあった。「今日三振とスライダーだったり、今までない形だったのかなと。先発やったからこその球種の1つだと思うのでそれは継続していきたい」とプラスに変えた。

三浦監督も「1イニングだけとなると出力上がってましたし、スライダーとか変化球のキレも先発の時と違って力あったかなと。先発をやったことでまた幅が広がってリリーフに戻るので、ひと回りふた回り大きくなった中でリリーフで頑張ってもらいたい」と期待を込めた。

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