
スペイン1部バルセロナが今夏のプレシーズンでアジアツアーを実施し、日本で親善試合を行う可能性があるとスペイン紙スポルト電子版が20日に報じた。
現在、スペインリーグ首位、国王杯準決勝進出、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出と絶好調で、3冠達成の可能性がある。この素晴らしいパフォーマンスが国際的に評価され、親善試合のオファーがいくつも舞い込んでいるという。これにより、今夏はプレシーズンのツアーの舞台を米国ではなく、東アジアに変える予定であるとのことだ。
同紙によると、すでに韓国で2つの親善試合が予定されており、さらに日本や中国で行われる話があるという。その他、バルセロナが普段行くことのないベネズエラからもオファーを受けているようだ。
ベネズエラは82年5月に初めて、スペイン国外でクラシコが開催された国。今回のオファーに関係しているかは不明だが、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領はバロセロナのサポーターとして知られている。実際、バルセロナのウェアを着て、公の場に現れたことが何度もあるほどだ。
ベネズエラで親善試合が行われるのは、今季のスペインリーグ終了後(5月24日か25日)、もしくは欧州CLを5月31日の決勝まで勝ち進んだ場合、その後になる可能性があると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)