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【DeNA】中継ぎサバイバル激化 山崎康晃が守護神筆頭候補も三浦監督「別に決めなくても」


DeNAベイスターズでは中継ぎ投手起用の競争が激化しています。先日のオリックス戦で、ルーキーの篠木健太郎が走者を背負いながらも無失点で2セーブ目を獲得し、守護神候補の一人として名乗りを上げました。昨シーズンの守護神、森原やウィックはコンディションに不安があり、山崎が新たな守護神の筆頭候補ですが、三浦監督は流動的な起用を示唆しています。他の投手もアピールを続けており、特に守護神候補には多くの選手が名乗りを上げています。さらに、21日からの西武3連戦では、ファームからの選手も加わり、1軍首脳陣が今後の起用法を見極める意向です。総力戦でブルペンを活用する考えです。

DeNA対オリックス 5回表、投手交代を告げベンチに下がるDeNA三浦監督(撮影・たえ見朱実)

<DeNA2-0オリックス>◇20日◇横浜

DeNAで熾烈(しれつ)な中継ぎサバイバルが勃発している。2点リードの9回2死二塁、ルーキーの篠木健太郎投手(22=法大)が登板し、2セーブ目を挙げた。走者を背負った状態での投球を見極めるためで「新たな経験をさせていただいた」と無失点で応えた。

守護神、セットアッパー候補に名乗りを上げた。昨季守護神の森原と上半身のコンディション不良のウィックが開幕1軍に黄色信号がともる。守護神候補は山崎が筆頭だが、三浦監督は「別に決めなくてもいいという選択肢もある」と流動性をもたせた運用を示唆。大原チーフ投手コーチも「現状は去年のポストシーズンのように、打者と投手の調子と点差でその日ごとに最適を見つけるようなイメージ」と説明する。

篠木の他にも佐々木、宮城、中川、浜地、堀岡らが安定した投球をアピール。変則タイプの颯や岩田、若松尚輝投手(24=四国IL高知)や中継ぎに再転向した伊勢らも控える。21日からの西武3連戦(ベルーナドーム)では森原、徳山、入江、坂本らがファームから参加予定で、1軍首脳陣が直接、今後の調整ペースなどを見極める方針。昨年のポストシーズンのように、ブルペンが総力戦で試合を締める。

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