カブスとの開幕シリーズ（東京ドーム）を終えたドジャースの大谷翔平投手（30）山本由伸投手（26）佐々木朗希投手（23）らが19日（日本時間20日）、ロサンゼルスに到着した。開幕2戦目の試合終了からわずか半日で本拠地に戻った。日本滞在は7日ほどだったが、日本中のファンを熱狂の渦に包んだ。今後は米国開幕となる27日（同28日）の本拠地タイガース戦に向けて最終調整を行い、シーズンの戦いに備える。
◇ ◇ ◇
ドジャースナインを乗せたアトラス航空のチャーター機が、ロサンゼルスに帰還した。カブスとの開幕シリーズ2戦目終了後、深夜に羽田空港を出発。機体を一目見ようと集まった200人近くのファンに見守られながら、当初の予定から約2時間遅れの午前2時42分に出発し、約9時間のフライトを経て現地時間19日午後7時29分に到着した。
山本は自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、早速米国に戻ったことを報告。機内からロサンゼルスの夜景を撮影した写真を投稿し、飛行機の絵文字とともに「東京 LA着」とメッセージを添えた。内野手ロハスも同様に機内からロサンゼルスの街並みを撮影した写真をインスタグラムに投稿。ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」女性リポーターのワトソンさんも着陸時の写真を公開し「home sweet home」とつづった。地元テレビ局「ABC7」は、チャーター機が到着した映像を公式Xで公開。動画では紺のチームウエアを着用した選手らが家族とともにタラップを下りる様子が映っていた。
6年ぶりに開催された東京での開幕シリーズは、初戦で山本と今永の日本投手による史上初の開幕戦での投げ合いが実現。2戦目では佐々木がメジャー初登板し、大谷が今季第1号を放って盛大に盛り上げた。ド軍は今後、23日（同24日）からエンゼルスとオープン戦3試合を行い、27日（同28日）の本拠地タイガース戦で米国での開幕を迎える。大谷は2戦目終了後、米中継のインタビューで「何より2勝できたので、いいリズムでまたアメリカでの試合に向けて頑張りたいなと思います」と意気込みを語っていた。再び米国から、日本に熱狂を届ける。
