
日本代表が18日、千葉市内で26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選バーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日、ともに埼玉)に向けて合宿を行った。メンバー27人全員が合流し、初めての活動。直近の試合で打撲を負ったFW前田大然(27=セルティック)とDF長友佑都(38=FC東京)は別メニューで調整した。
中盤で攻守に欠かせない存在となったMF守田英正(29=スポルティング)が“バーレーンキラー”ぶりを発揮する。ゲームの組み立てを一手に担う中で、バーレーン戦との前回対戦で2得点を決めた。
「(良いイメージは)めちゃくちゃありますね。対バーレーンもそうですし、そうじゃなくても代表での自分の役割だったり、しなきゃいけないこととか、自分の特長をうまく出せるようになってきたと実感しているんで、バーレーンでいうとやっぱ前回も2得点絡みましたし、いいイメージ持って試合に臨めるかなと思います」
最終予選で5試合3得点。あと4試合でより数字を積み上げていく。「ここまで数字ですごい貢献できてるっていうのは感じてます。それがたまたま数試合取れて良かったなじゃなくて、最後まで取りたいなと思ってます」。バランスを考えつつ、機を見てゴール前に飛び込んでいく。
22年の前回大会出場決定時もピッチ上にいた。経験者として気を引き締める。「まだ何もつかみ取ってないというところを理解するべきだし、ホームですごく期待のかかった試合になると思うんでしっかり勝つことだけを求めていい雰囲気で試合に臨みたいと思ってます」。勝って突破を決める。【佐藤成】