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「1番DH」でスタメン大谷翔平、試合前練習でキャッチボール 投手復帰へも調整進める


ドジャースの大谷翔平が、東京ドームで行われるカブスとの試合に向け、試合前の練習に参加しました。大谷は「1番DH」としてスタメン出場予定で、この日はカブスの今永昇太投手との対戦が予定されています。しかし、大谷は投手としての調整ペースを一時的に緩め、当面はブルペンでの投球を見合わせる決定をしました。このシリーズでは打者としての出場を優先する方針で、開幕後の3月下旬以降にブルペン投球を再開する予定です。大谷自身は、今のプランに満足しており、打者としての準備が進んでいることを強調しています。

ドジャース対カブス 試合前、練習に臨むドジャース大谷(撮影・河田真司)

<カブス-ドジャース>◇18日◇東京ドーム

「1番DH」でスタメン出場するドジャース大谷翔平投手(30)が、試合前練習でキャッチボールを行った。

この日は通算5打数ノーヒットのカブス今永昇太投手(31)との対戦。ブルーのビジター用ユニホームで、グラブを手に登場しキャッチボールを開始すると、左翼の定位置付近から左翼線まで距離を伸ばした。後方からトレーナーにフォームを撮影してもらいながら、やや力を込めて投球した。終盤にはデーブ・ロバーツ監督(52)が、大谷の元へ足を運び言葉を交わした。

大谷はこの日から始まるカブスとの開幕2連戦は打者として出場する。当初は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプ期間でライブBP(実戦想定の投球練習)に登板する見通しだったが、調整ペースを落とし、ブルペンでの投球も当面は行わない方向となった。東京から本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降にブルペン投球を再開する見込み。

大谷自身も14日の記者会見で「プラン通り来ていた。逆に言えば順調に来ていたために、少し間を空けてもいんじゃないかというような判断じゃないかなと思う。僕自身は納得していますし、逆に言えばこのシリーズに向けて、打者を優先的に仕上げる期間というのはあったので、体力的にも精神的にも良い期間だったんじゃないかなと思います」と話した。

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