
カブスの開幕投手を務める今永昇太投手(31)が、17日、ドジャースとの開幕戦(東京ドーム)を翌日に控え、公式会見に臨んだ。答えられたら-。1球目は球種など決めているか? という質問に対して考え込んだ左腕は「初球、何を投げるかって教えるというのは、ジャンケンでチョキを出すよって言ってるようなものなので、1球目は言えないですけど25球目ぐらいなら言えます」と言い、会場の報道陣の大爆笑を誘った。そして続けて「多分パーを出すと思います」と言い、独特の感性を披露した。
練習前には、マウンドを入念にチェック。「ランナーを背負うこともあると思うので、セットポジションの景色を確認したりだとか、内野手のポジショニングだったり、おそらくこういうところ守っていると見たりとか、セカンドからホームに振り向く時、重心をこういう風にブラさなければ、おそらく真っすぐキャッチャー方向に力が進むなという確認をしていました」と、あらゆる状況を想定し、イメージをふくらませた。