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【神戸】アウェーで湘南下してリーグ初勝利 新加入エリキが前半に2ゴール


ヴィッセル神戸は、湘南ベルマーレとのアウェー戦でFWエリキが2ゴールを決め、1-2で勝利を収めました。エリキは前半において、24分にフリーキックのこぼれ球を右足ボレーで、37分には宮代大聖からのパスを受けて巧みなシュートで得点を挙げました。後半、湘南に1点返されるも守備を固め、危険な場面も凌ぎ切りました。この結果、神戸はACL敗退後もチームの結束と強さを示し、J1リーグで今季初勝利を手にしました。エリキは監督やスタッフの貢献を称え、チームの持続的な努力がさらなる良い結果を生むと期待を見せています。

湘南対神戸 前半、自身2点目のゴールを決め笑顔を見せる神戸エリキ(撮影・垰建太)

<明治安田J1:湘南1-2神戸>◇16日◇第6節◇レモンS

ヴィッセル神戸が新加入FWエリキ(30)の2ゴールで湘南ベルマーレを下し、今季リーグ初勝利を挙げた。

12日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)光州FC(韓国)戦から中3日で迎えたアウェー戦で、新戦力が立て続けにゴールを決めた。前半24分に左FKからのこぼれ球をエリキが右足ボレー。これで先制に成功すると、同37分にはFW宮代大聖(24)からのパスに抜け出したエリキが右足で巧みに浮かしたシュートで再びネットを揺らした。

後半6分には湘南FWルキアンに頭で決められて1点差とされたが、その後の湘南の攻撃は体を張って守った。同19分、22分には決定的な場面を作られるも、ゴールを許さず。吉田孝行監督(48)が「この悔しさをどう次につなげられるか」と話していた神戸が、ACLE敗退ダメージを感じさせない戦いぶりで、5戦目にして初勝利。2ゴールのエリキは「監督やスタッフの完璧な仕事のおかげ。自分たちは継続していけば、良い試合を重ねていける」と手応え。J1連覇中の王者が、ようやく浮上のきっかけを得た。

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