
元西武監督の松井稼頭央氏(49)が、日本プロ野球名球会公式YouTubeチャンネルに登場し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)との再会などについて語った。
今年2月に解説者としてメジャーキャンプを訪れた。ドジャースのキャンプ地では、ロバーツ監督と再会。メッツなどで活躍した松井氏は、対戦相手として面識があり「選手として一緒にやっていて、ロバーツ監督も覚えてくれていたのでうれしかったですね。セカンド守っていたこととか、足が速かったこととか、嫌なバッターだったよ、とか」。04年にメジャー移籍したメッツでは、4月6日の開幕戦で、史上初の開幕新人選手による初球初打席初本塁打をマーク。強い印象を残していた。
昨年5月に西武監督の休養が発表され、チームから離れた際のエピソードにも触れた。休養後の7月から8月にかけて、西武スカウト陣と一緒に渡米。助っ人外国人発掘のため視察すると同時に、米国の現状を現地で把握。「休養という形にはなったけど、休養じゃないと思っていた。いい勉強にもなって、現状も見ることができた」と再スタートを切っていた。25年は学生野球資格回復の認定を受け、すでに立大野球部の臨時コーチを務めた。今秋には立大大学院を受験するという。
将来的な監督再登板については明言を避けながらも「そういうことはまったく考えていません。でも今できることをやっておかないと、そういう道もまだ開けてこない。今を大事にやっていきたい」と1歩ずつ新たな道を歩み出している。