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松井稼頭央氏がロバーツ監督と再会秘話「休養じゃないと思っていた」今秋には立大大学院を受験へ


松井稼頭央氏が日本プロ野球名球会のYouTubeに登場し、メジャーキャンプでの経験を語った。彼はドジャースのキャンプ地で、かつて対戦したことのあるデーブ・ロバーツ監督と再会し、当時の思い出を振り返った。04年にメッツに移籍し、開幕戦での初球初打席初本塁打の記録を持つ彼は、昨年5月に西武監督を休養後、スカウトとして米国を視察。これを機に自身の学びの機会として捉えた。2025年には学生野球資格を回復し、立大野球部の臨時コーチとして活動した。将来的な監督復帰については現時点では明言しなかったが、「今できることを大事にしたい」と新たな道を模索中。今秋には立大大学院を受験する意向を示している。

松井稼頭央氏(2024年11月撮影)

元西武監督の松井稼頭央氏(49)が、日本プロ野球名球会公式YouTubeチャンネルに登場し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)との再会などについて語った。

今年2月に解説者としてメジャーキャンプを訪れた。ドジャースのキャンプ地では、ロバーツ監督と再会。メッツなどで活躍した松井氏は、対戦相手として面識があり「選手として一緒にやっていて、ロバーツ監督も覚えてくれていたのでうれしかったですね。セカンド守っていたこととか、足が速かったこととか、嫌なバッターだったよ、とか」。04年にメジャー移籍したメッツでは、4月6日の開幕戦で、史上初の開幕新人選手による初球初打席初本塁打をマーク。強い印象を残していた。

昨年5月に西武監督の休養が発表され、チームから離れた際のエピソードにも触れた。休養後の7月から8月にかけて、西武スカウト陣と一緒に渡米。助っ人外国人発掘のため視察すると同時に、米国の現状を現地で把握。「休養という形にはなったけど、休養じゃないと思っていた。いい勉強にもなって、現状も見ることができた」と再スタートを切っていた。25年は学生野球資格回復の認定を受け、すでに立大野球部の臨時コーチを務めた。今秋には立大大学院を受験するという。

将来的な監督再登板については明言を避けながらも「そういうことはまったく考えていません。でも今できることをやっておかないと、そういう道もまだ開けてこない。今を大事にやっていきたい」と1歩ずつ新たな道を歩み出している。

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