
<プレシーズンゲーム:巨人-ドジャース>◇15日◇東京ドーム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、打席に立った瞬間、スタンドのファンはスマートフォンを手に撮影を始めた。
貴重な瞬間を目に焼き付けるとともに、記録にも残そうと動画を撮影。一斉にスマートフォンを手にする異様な光景が広がった。
大谷はファンの期待に応えるように、2打席目に右翼席に特大アーチを運んだ。歴史的な1発を多くのファンが、目にも動画にも残した。
3回無死二塁からの打席では、巨人戸郷の初球、77・2マイル(約124キロ)の外角スライダーを捉え右翼席へ運んだ。悠々とベースを1周すると、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)から、お決まりの「ヒマワリの種シャワー」を浴びた。