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【楽天】鈴木大地、決勝打でベテランの意地見せるも危機感「状態の良さを結果に結びつけないと」


プロ野球のオープン戦で楽天の鈴木大地がDeNA戦で2打点を挙げる活躍を見せた。試合は6回表までDeNAが1点リードしていたが、鈴木は2死満塁の絶好機に145キロの直球を右翼フェンス直撃の二塁打にし、チームを逆転勝利へ導いた。この一打でチームの連敗を4で止めることにも成功した。鈴木は今季のオープン戦で打率が1割台と不調に悩まされていたにもかかわらず、今回の試合で重要な貢献を果たした。彼は自身のコンディションを万全としながらも、それだけでなく結果に結びつける必要性を強調。「生き残るためにしっかり頑張りたい」と意気込んだ。

DeNA対楽天 6回表楽天2死満塁、右2点適時二塁打を放つ鈴木大(撮影・宮地輝)

<オープン戦:DeNA1-4楽天>◇15日◇横浜

楽天鈴木大地内野手(35)が、決勝打を放ってアピールした。15日のDeNAとのオープン戦(横浜)に「5番一塁」で先発。1点を追う6回2死満塁から伊勢の初球、145キロ直球を捉え、右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を決めた。「オープン戦とか関係なく、とにかく結果が出て良かった。これからもしっかりアピールしていきたい」。不振だった14年目のベテランが意地を見せ、チームの連敗を4で止めた。

昨季は123試合に出場し、4番を務めるなど打線をけん引した。だが、今季オープン戦は試合前時点で打率1割1分8厘と低迷。「すごくチャンスをもらっている中で、あんまり打てていない。考え方によってはオープン戦ですけど、そういう立場ではない」と強調。コンディションは万全だが「本当に体の状態がいいですというだけではダメなので、それをしっかり結果に結びつけないといけない」と危機感を口にした。

この日は4打数1安打2打点。決勝打を放ったものの、打てなかった3打席にフォーカスする。「4打席もらえることもなかなかないので、明日以降、試合数も少ないので、生き残るためにしっかり頑張りたい」。定位置をつかむために、必死に食らいつく。【山田愛斗】

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