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【センバツ】東海大札幌が甲子園練習で新ユニホーム披露「ラベンダーブルーに」遠藤愛義監督


第97回選抜高校野球大会への出場を控え、東海大札幌が甲子園での初練習を行いました。新しいユニフォームは学校のラベンダー畑にちなんだ「ラベンダーブルー」のデザイン。指揮を執る遠藤監督は、母校東海大相模での優勝経験を活かし、チームのルーティンを取り入れて練習に臨みました。エースの矢吹投手は甲子園のマウンドの感触を確認し、初戦に向けての意気込みを示しました。チームは23日に日本航空石川と対戦予定です。

練習を終え引き揚げる東海大札幌・太田勝馬と左は双子の兄・勝心(撮影・加藤哉)

第97回選抜高校野球大会(18日開幕)に10年ぶりに出場する東海大札幌(北海道)が14日、甲子園練習に臨んだ。ベースランニングからスタートし、ボール回し、シートノック、シート打撃を行った。新調したユニホームをお披露目。青味が増したデザインで、新戦闘服を着た遠藤愛義監督(40)は「ちょっと紫調にした。学校にラベンダー畑があるので、“ラベンダーブルー”に」と説明した。

昨夏就任した指揮官は、コーチを務めていた母校の東海大相模(神奈川)が優勝した21年センバツ以来の聖地。この日の練習も「相模と一緒。まずグラウンドの中を全力で走ること」と、日本一を知るチームのルーティンを参考に実践した。ナインの様子を「すごい一生懸命やっていた。やっぱり緊張していて、いつも通りではなかった。本番も同じようになる。今日感じられて良かった」と見守った。

初戦は出場校最後の登場で、23日に日本航空石川と対戦する。マウンドの感覚を確かめたエース矢吹太寛投手(3年)は「実際立ってみて、自分はいつも通りできた。投げやすかったし、バックスクリーンまで広く感じた。もっと成長して初戦を迎えたい」と口にした。

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