
阪神藤川球児監督(44)がメジャーにメジャー流で臨む。15、16日のカブス、ドジャースとのプレシーズンゲームに向けて、13日に神宮外苑の軟式グラウンドで全体練習を実施。「MLBですから、バントというものはないと思いますから、そういうことはせずに」と「小技封印」で挑むことを明かした。
阪神藤川監督の主な一問一答は以下の通り
-プレシーズンゲームは楽しみな気持ちか
「エキシビションという形なので、代表してゲームをさせてもらえることに感謝をしていますし、選手たちも非常に楽しみにしている。もちろんタイガースのファンの方も非常に興味を持って見てもらえると思うので、まずは楽しんでもらえるような試合をというところと、MLBですから、バントというものはないと思いますから、こちらもそういうことはせずに。相手も開幕前の調整もあると思うので、こちらはこちらの野球をするんですけど、細かい送りバント等々はやらないと思います」
-ちょっと野球が変わってくるか
「何かを勝負するわけではないので、お互いが尊敬し合ってプレーを純粋に楽しみながら、また日本の野球の素晴らしいところを学んで欲しいので。ゲームが始まれば当然、勝ちを目指して頑張っていきますけど、一番は選手のコンディションのこともあるし、有意義な2日間にしたいです」
-選手には存分に
「そうですね、できるだけたくさんの選手にこういう機会ですから、違う国の野球の経験をとは思う。もちろんタイガースで長く頑張ってきている選手を中心に出てもらいたいなとも思うし、また若い選手にとっては経験を、高寺なんかは飛び級の経験だけれど、もしそういう経験ができればいいなと思うけど、それはもう展開次第ですから」
-藤川監督自身も08年レッドソックス、12年マリナーズ戦の登板がある。当時はいい経験になったか
「覚えてはいますね。とにかく楽しい2日間になればいいんじゃないかなと思います。やっぱり故障ですね。どちらのチームにも故障が出ないこと、故障の危険性がないことを願いますけど」
-開幕に向けてメジャーとの対戦で監督が試したいことは
「神宮の方を見てますね。(18、19日の)神宮でのスワローズとの試合を考えてはいます。この2試合に関しては、エキシビションマッチですから。ファンの方が見て楽しいとかね。そういう風なゲームができればなと思いますけど、特に作戦等はないですから」