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【阪神】藤川監督、メジャー軍団にメジャー流で挑む「作戦はないです」小技封印で楽しむと宣言


阪神タイガースの藤川球児監督は、シカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースとのプレシーズンゲームに向けて、バントなどの小技を封印し、メジャーリーグ流の攻めの戦略を採用することを決めた。この試合は日本プロ野球(NPB)の代表として、純粋な力と力の勝負を見せる場と位置付けており、ファンに楽しんでもらうことを重視している。藤川監督はマリナーズやレッドソックスとの過去の経験を生かし、若手選手に貴重な経験を提供しつつ、ベテランと共に力強いプレーを目指す。勝敗よりも楽しさと経験に重点を置き、2日間の試合を「尊敬し合ってプレーを楽しむ場」として有意義なものにする考えだ。

笑顔を見せる阪神藤川監督(撮影・藤尾明華)

阪神藤川球児監督(44)がメジャー軍団にメジャー流で挑む。15、16日のカブス、ドジャースとのプレシーズンゲームに向けて「MLBですから、バントというものはないと思いますから、そういうことはせずに」と小技封印で臨むことを明かした。「細かい送りバント等々はやらないと思います。ファンの方が見て楽しいとかね。特に作戦等はないですから」。通常のオープン戦ではシーズンを見据えてサインを出すが、今回はNPBの代表として、力と力で純粋にぶつかる。

指揮官も現役時代、08年のレッドソックス戦、12年のマリナーズ戦に登板した過去がある。「もちろんタイガースで長く頑張ってきている選手を中心に出てもらいたいなとも思うし、また若い選手にとっては経験を」。コンディションを一番に考えながらも、できるだけ多くの選手に貴重な経験を積ませたい考えだ。

「何かを勝負するわけではないので、お互いが尊敬し合ってプレーを純粋に楽しみながら。とにかく楽しい2日間になればいいんじゃないかなと思います」。藤川監督を始め選手自身が楽しみながら、ファンを楽しませるプレーを披露する。【磯綾乃】

▽阪神栄枝(1軍同行が続く中で開幕1軍入りへ) まだ全然安心していない。まだまだアピールする必要はある。結果は出ていない。次出してもらった時も、しっかり結果にこだわる

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