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【日本代表】森保監督「確実につかみとる」“ガチメンバー”で史上最速W杯切符確保へ


日本サッカー協会は、2026年ワールドカップアジア最終予選に向けた日本代表メンバー25人を発表しました。森保一監督は、バーレーン戦に引き分けでも本大会出場が決定する可能性がある中で、新戦力なしの「最強メンバー」を選出。目指すは史上最速でのW杯出場権獲得です。今シリーズでの勝利に焦点を合わせ、FIFAランキング上昇を狙うためにも、重要な残り4試合を全勝し、抽選会までにポット上位に浮上することを目指しています。練習環境の強化にも注力し、高層ホテルから見られるリスクを避けるための3拠点での調整を行う方針を示しました。

日本代表メンバー発表会見に臨む森保監督(撮影・足立雅史)

日本サッカー協会は13日、千葉市内で26年W杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバー25人を発表した。20日のバーレーン戦に引き分けでも8大会連続の本大会出場が決まる可能性がある状況で初選出は0。森保一監督(56)は油断せず、隙もない「最強メンバー」を招集した。世界一へのロードマップの序章であるW杯切符を史上最速でつかみ取りに行く。

   ◇   ◇   ◇

「ガチメンバー」に森保監督のメッセージが込められていた。突破濃厚で迎える今シリーズで新戦力はなし。「試すというよりまだ何も決まっていませんので、目の前の勝利にどれだけ我々の力を発揮できるか、W杯出場権を確実につかみとることを優先順位の一番に考えるべき」。常連組でW杯切符を確保しに行く。

メンバーだけでなく活動場所の選定にも余念がない。これまでは協会施設である千葉・夢フィールドでの練習が主だったが、周辺の高層ホテルから目視されてしまう懸念も抱えている。今回は偵察される恐れのない、より集中できる環境を求めて3拠点で調整し、隙を排除する。

全ては頂点から逆算した取り組みだ。現在15位のFIFAランキングを12月に実施されるW杯の抽選会までに可能な限り上げるために、落として良い試合は1つもない。特に残り4試合となった最終予選は公式戦で、ポイントの係数が高く、ポット上位に浮上するためにも勝利が不可欠だ。

20日のバーレーン戦で、8大会連続のW杯出場が決まる可能性がある。史上最速の決定は大きなアドバンテージを生む。前回大会を経験済みの指揮官は「メリットしかない」。新戦力を試す機会が増え、新戦術、システムにも挑戦できる。9月以降のマッチメークも先手が打てることでさらなる強化に期待が持てる。

W杯優勝の通過点には過ぎないが、1つの節目ではあることは間違いない。「勝利してW杯出場権をつかみとる、そしてその先の目標にむけて成長し続けることをやっていければ」とすべてに最善を尽くす。

18日からは大谷翔平投手らのドジャースがカブスと東京ドームで開幕2連戦を行う。小学5年までプロ野球選手になることが夢だった森保監督。「メジャーリーグの開幕戦を楽しみにしています」と笑顔をみせ「スポーツで社会貢献できることをより多くの皆さまに認識してもらえるとうれしい」。野球の盛り上がりをサッカーがつなぐ。春分の日に埼玉から、日本中に歓喜を届ける。【佐藤成】

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