
西武の上田大河投手(23)が、開幕先発ローテーションのラスト1枠へ猛アピールする。
14日の中日戦(小牧)に先発予定。「ゲームの始めから投げられるという、正直、楽しみでワクワクしています」と話す。
23年ドラフト2位右腕は、今井の助言もあってのフォーム改良で球威や制球が向上。西口文也監督(52)も上田の起用については「シーズン中もいろいろありえる」と先発、救援での両にらみ。開幕2週間前での先発マウンドでは上田にも大きなチャンスになる。
開幕投手は早々に今井に決まった。3月の登板ペースを踏まえると、28日からの開幕カード・日本ハム3連戦(ベルーナドーム)は今井、渡辺、高橋の先発が有力で、2カード目の楽天戦(楽天生命パーク)は隅田が先陣を切ることになりそう。与座も12日の阪神戦で好投し、開幕ローテ入りの可能性を高めた。
残り1枠は、高卒4年目左腕の菅井がゲットするか、WBC予選ブラジル代表でも登板したボーか、はたまた上田か。最下位からの逆襲へ、何より大切なスタートダッシュ態勢を作る。