
なでしこジャパンのMF長谷川唯(28)、FW藤野あおば(21)ら日本選手4人を擁するマンチェスター・シティが、ガレス・テイラー監督(52)を解任した。テイラー監督は20年5月にニック・クッシング前監督からバトンを受け、クラブを2つの主要タイトルに導いていた。後任には、クッシング前監督が暫定監督として復帰した。
マンチェスターCは、昨季の女子リーグで得失点差でタイトルを逃していた。現在は4位で、首位のチェルシーに勝ち点差12をつけられている。
テイラー監督は9日に指揮官として最後の試合を行い、アストンビラを2-0で下し、女子FA杯の準決勝に進出した。
クラブは「マンチェスター・シティは、上位に食い込み、ヨーロッパ大会への出場権を獲得した素晴らしい実績を誇っているが、残念ながら、今季の結果はこの高い水準に達していない」と説明した。
テイラー監督は、就任初年度にFA杯を制し、22年にはリーグ杯で頂点に立った。テイラー監督の4シーズンで、トップ4から外れたことはなかった。昨季はシーズンの最終戦でアーセナルに逆転されリーグタイトルを逃した。