
<オープン戦:ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇10日(日本時間11日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)をアクシデントが襲った。
「4番右翼」でスタメン出場すると、2-0の1回無死二塁で右腕カーティスの94・7マイル(約152キロ)直球が左肘付近に直撃した。アームガードを装着しており、幸いにも大事には至らなかったが、T・ヘルナンデスは歯を食いしばり苦悶(くもん)の表情を浮かべていた。
オープン戦出場は11試合目。試合前時点で28打数7安打1本塁打をマークしている。
T・ヘルナンデスは昨季からドジャースでプレー。大谷翔平投手(30)、ムーキー・ベッツ外野手(32)、フレディ・フリーマン内野手(35)の「MVPトリオ」が並んだ後の4番に座った。打率2割7分2厘、自己最多33本塁打、99打点、OPS.840を記録し、7月には自身2度目のオールスターに選出された。
オフはFAとなり、去就が不透明な状況が続いていたが、ドジャースと3年総額6600万ドル(約102億円)で再契約。会見では「戻ってきたいという気持ちははっきりしていたし、ドジャースで復帰するために全力を尽くすつもりだった」と話した。