サイ・ヤング賞２回のドジャース・スネルが４回途中４失点 16日阪神戦での登板が有力

1回、マウンドに上がったドジャース先発スネル（Allan Henry-Imagn Images＝ロイター）

＜オープン戦：アスレチックス－ドジャース＞9日（日本時間10日）◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース先発のブレーク・スネル投手（32）が、4回途中4失点でマウンドを降りた。初回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、2回2死走者なしから右翼へ先制ソロを献上。3回は先頭に単打を許し、1死一塁から四球を与え、次打者に右中間への2点適時二塁打を放たれた。2死二塁としたが、中前適時打でさらに1失点。結果的に3回2／3を投げ、5安打4失点。5奪三振と要所でコントロールがさえたが、全体的に球が高く浮いた。

スネルはサイ・ヤング賞を2度も受賞した新加入の左腕。オープン戦初登板となった現地2月25日のマリナーズとのオープン戦では1回を1安打無失点の好投を披露し、新天地デビューを飾った。日本でのメジャー開幕戦を前に行われるプレシーズンゲームの16日阪神戦（東京ドーム）での登板が有力になっている。