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【日本ハム】北山亘基4回無失点3K「自分の投球を継続」ベンチでは「静」の時間設けメリハリ


日本ハムの北山亘基投手が中日戦で今季初の先発登板に臨み、4回無失点と好投した。彼は昨季からイニング間に行っていたストレッチをやめ、「静」の時間を持つことで投球に集中し、安定したピッチングを披露した。この結果、北山は開幕ローテーション入りが有力となり、30日の西武戦で先発する可能性が高まっている。チームと共にAクラス入りを目指し、今季は2桁勝利を狙っている。

日本ハム対中日 先発登板する日本ハム北山(撮影・河田真司)

<オープン戦:日本ハム1-0中日>◇9日◇エスコンフィールド

開幕ローテ入りが当確となった。日本ハム北山亘基投手(25)が9日、中日戦(エスコンフィールド)で今季実戦初先発し、4回2安打無失点、3奪三振と快投した。昨季までイニング間に取り入れていたストレッチなどを一切やめ、「静」の時間を設けることで気持ちにメリハリをつけ、テンポのいい投球につなげた。今後は中6日での調整が濃厚で、30日の西武との開幕カード3戦目の先発登板が有力となった。

    ◇    ◇    ◇

北山が小気味よく回を重ね、指定の4イニングを50球で締めた。今季初の先発登板。本拠地エスコンフィールドでも初登板とあり「久しぶりにホームのマウンドで投げさせてもらって、ファンの方の声援も今日は感じることができた。独特の緊張感も久しぶりに感じた中で、比較的自分のピッチングができた。良かった」と感触を口にした。

2日の台湾シリーズは3回2安打無失点。中6日で臨んだこの日は1、3、4回を、きっちり3者凡退。2回2死から走者を出したが、落ち着いて後続を断ち、安心感たっぷりの投球を披露した。「今までは自分と勝負してしまう場面もあったんですけど、今は対バッターに集中して抑えられるようになってきた」。開幕ローテ入りへ、加藤投手コーチも「(開幕ローテに)入るものだと思って、今投げさせている。順調に来てます」と喜んだ。

昨季は負傷で一時離脱も5勝を挙げAクラス入りに貢献。2ケタ勝利を狙う4年目の今季は、昨季までイニング間に行っていたストレッチなどのエクササイズを一切やめた。「回をまたぐ中で自分の投球が継続できるかが大事。(ベンチでは)リラックスして座って、試合の状況だけをしっかり見る」。マウンドでの「動」とベンチでの「静」。メリハリをつけることで、投球時に気持ちをより打者にフォーカスしていく。

次回登板は中6日で、鎌ケ谷での2軍ロッテ戦を予定。新人だった22年に開幕投手を務め「1年目からの継続性の中で、だんだん安定感は出て来ている」。昨季は4月3日楽天戦で初先発し、6回1/3、1失点と好投。チームの本拠地初勝利をお膳立てした。今季は開幕カードの獅子狩りを思い描き、さらに爪を研ぎすませる。【永野高輔】

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