
<オープン戦:オリックス-DeNA>◇9日◇京セラドーム大阪
DeNAトレバー・バウアー投手(34)が「WHY?」と思わず両手を広げて激怒した。1点を失った直後の2死三塁、ノーワインドアップから投げ始めるも、判定はボーク。「WHY?」と両手を広げた。
三浦大輔監督は抗議に向かい、審判団もマウンドに集結。通訳を介してバウアーは感情をあらわにした。フォームの実演も交えながら、ボークではないことを繰り返し強調したが判定は覆らず。
審判団から「投球動作の変更」によるボークとアナウンスされた。バウアーは首を何度も左右に振りながら、納得のいかない表情を浮かべていた。
登板後に取材に応じたバウアーは「あの場面では三塁審判の方にまずワインドアップでいきますという合図をしたんですけど、こっちの方を見てなかったので、球審の方を向いてワインドアップでいきますよ、と伝えました。球審の方はうなずいていたように感じました。その後なぜボークの指摘を受けたかについては、まだしっくり来ていないんですけども、試合後にしっかりと確認したいと思います」と振り返った。