
ガンバ大阪は7日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、翌日の清水エスパルス戦(パナスタ)に向けて調整した。
取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(46)が「重要な選手が結構抜けている」と話す通り、現在はFW宇佐美貴史(32)、DF中谷進之介(28)、MFウェルトン(27)、MF奥抜侃志(25)らが離脱している状況。それに加えて2日の東京ヴェルディ戦で負傷交代したDF江川湧清(24)も内転筋の肉離れと判明した。スウェーデン1部ユールゴーデンFWデニス・ヒュメット(28)の獲得が8日に正式発表される見通しだが、苦しい状況はもう少し続きそうだ。
それでも指揮官は「ホームでどれだけ自分たちが思い描くプレーをしていけるか。本当にチャレンジの日になる」と戦い方を変えることよりも、現状のメンバーで質を上げていくことを強調。「相手ブロックを崩していきたいし、乾(貴士)選手を中心にこちらの1つのエラーを突いてくるところがあるので、そこはしっかり気を付けたい」と警戒する清水戦は、初先発も予想されるFW満田誠(25)、DF佐々木翔悟(24)ら新戦力の力も結集して、今季初の連勝を狙う。【永田淳】