
<ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025:侍ジャパン-オランダ>◇6日◇京セラドーム大阪
初選出のソフトバンク大津亮介投手(26)が2番手で登板し、2回完全投球で堂々の侍デビューを飾った。
0-0の3回からマウンドに上がると、先頭のマルティエに127キロスライダーであいさつ代わりの見逃し三振。2回無安打無四球3奪三振でオランダ打線を寄せ付けなかった。
持ち味の100キロ台のカーブにこの日の最速151キロ直球を織り交ぜ、丁寧な制球力と約50キロ差の緩急が光った。「緩急をテーマに投げました。しっかりと投げれましたし、結果的に3三振取れたので良いアピールになりました。岸田さんと良いテンポで投げられたことも良かったです」と振り返った。
プロ3年目の右腕は、175センチ、65キロと細身ながら最速153キロ直球と6種類の多彩な変化球を操る。
1年目は中継ぎとしてブルペンを支え、2年目の昨季は先発転向して7勝をマークした。