
<ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025:侍ジャパン-オランダ>◇5日◇京セラドーム大阪
海の向こうの大スターと国際舞台での再会を目指す。侍ジャパン水谷瞬外野手(23)がド派手な侍デビュー戦でのパフォーマンスのワケを明かした。前日5日、1回先頭に侍初打席初スイングで初安打初本塁打となる先頭打者アーチをマーク。ベンチ前で見せた自主トレの師匠でもあった松田野手総合コーチの“熱男ポーズ”が注目されたが、三塁ベースを回った瞬間には、天に指を掲げるポーズも見せていた。
侍ジャパン限定ではなく、日本ハムでの本塁打時に見せているパフォーマンス。そのきっかけには昨季、ドジャース大谷とMVP争いを繰り広げたメジャー屈指のプレーヤーでもある米ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(31)の存在があった。「ケテル・マルテ選手と自主トレをさせていただいた経験もあって、彼も三塁ベース回ったあとにやっていた。カッコイイのでまねしてます」と明かした。
マルテも水谷が同様のパフォーマンスをしていることは認知している。23年WBCでもドミニカ共和国代表に選出されており「それは最高というかベスト。一番いい形だと思います」と国際舞台での対戦を心待ちにした。【小早川宗一郎】