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【阪神】ビッグサプライズ!育成1位工藤泰成「聞いてなかった」支配下に驚き隠せず「24」に責任


阪神育成ドラフト1位の工藤泰成投手は、大阪市内での球団激励会にて藤川監督から直接支配下登録を告げられるサプライズを受けました。「本当に何も聞いていなかった」と驚きを隠せない工藤投手は、実戦で好成績を残しており、支配下登録の発表は自分が予想していたより早かったと語ります。今季は背番号24を背負い、開幕1軍入りを目指して準備を進めています。この背番号は、かつて23年7月に若くして亡くなった球団OB横田慎太郎氏が背負っていたもので、工藤投手は「ファンの方々の思いを背負って投げたい」と意気込みを語りました。

激励会で阪神藤川監督から支配下登録のサプライズ発表を受けた工藤(撮影・前田充)

阪神育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が6日、藤川監督から直々に支配下登録を言い渡された。大阪市内で行われた球団激励会のあいさつ中に言い渡されたビッグサプライズとなった。

「本当に何も聞いていなかった」という工藤。「このまま結果を残していけばあるかな?という時に、サプライズで。自分が思っていたより早く発表があったので」と驚きを隠せなかった。

今春の実戦では4試合に登板し、防御率0・00。前日5日のオープン戦・中日戦(甲子園)でも最速157キロを計測するなど、聖地の虎党に衝撃を与えていた。支配下を勝ち取り、次の目標は開幕1軍。「ずっと調子がいいというわけにはならないと思う。いい状態にできるだけ持っていけるように。準備していきたいと思います」と力を込めた。

背番号は24番と発表。かつて23年7月に脳腫瘍のため28歳の若さで死去した、球団OBの横田慎太郎氏らが背負っていた番号だ。

「お会いしたことはないんですけど、『奇跡のバックホーム』だったり、そういうのも見ていた。まさか自分が同じ番号を付けられるとは、思っていなかったんですけど。ファンの方々も、いろいろな思いがあると思うので。そういう思いをしっかり背負って、投げていきたいと思います」

責任と自覚を胸に、虎のブルペンを支えていく。

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