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前ロッテ監督・井口資仁氏が佐々木朗希を現地取材「スピードが出てないと言われてましたが…」


NHKBS1で解説を担当した井口資仁氏が、ドジャースの佐々木朗希投手のオープン戦初登板を見守りました。佐々木は5回から登板し、3回無失点の好投を見せ、最速99.3マイルを記録。井口氏は速球と変化球の精度に感心しました。試合後、井口氏は佐々木と対面し、彼がさらなる調整と努力をすると確信しています。井口氏は、乾燥したアリゾナでのコントロールの難しさを指摘しつつ、佐々木の高いポテンシャルに期待を寄せました。

キャンプ地を訪れた井口氏(左)にあいさつをするドジャース佐々木(2025年2月26日撮影)

前ロッテ監督の井口資仁氏(50)が4日(日本時間5日)、NHKBS1で中継されたレッズ-ドジャース戦の現地解説を務め、ドジャース佐々木朗希投手(23)のオープン戦初登板を見守った。

佐々木は5回から登板し、3回2安打2四球5三振で無失点と好投。最速は99・3マイル(約160キロ)をマークした。

井口氏は「1イニング目から素晴らしい速球を投げてましたね。スピードがなかなか出ないとキャンプ中に言われてましたが、初球から99マイルが出ましたし、その中で変化球、スプリットもしっかりと放れたと思います」と評価した。

試合後には佐々木とも対面。「本人にもインタビューさせてもらって、ほっとした表情はしてました。その中でさらにスライダー、フォークと、開幕は2週間後に控えますから、しっかり調整してくれると思います」と語った。

今後の課題については「初回は引っかけたり抜けた球もありましたし、コントロールは課題になると思います。アリゾナは乾燥してますのでコントロールは難しい面もあるんですけど、佐々木朗希投手はもっといいフォークもありますので、このあたりも磨きがかかってくると思います」と期待した。

井口氏は18年から22年までロッテ監督を務め、22年に佐々木が完全試合を達成した試合でも指揮を執っていた。

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