
振れ、振れ、若手。広島新井貴浩監督(48)は3日、キャンプ打ち上げ後初のマツダスタジアムでの全体練習にもロングティー打撃と連続ティー打撃を取り入れた。悪天候のため屋内練習場で行われた全体練習後、レギュラーの小園やドラフト1位の佐々木泰内野手(22=青学大)ら若手10選手がバットを振り込み、練習を締めくくった。
キャンプ期間中にほぼ毎日ロングティーや連続ティーを行ったのは初めてだったが、オープン戦が始まった3月も継続するのは異例とも言える。新井監督は「練習量も減ってしまうので、やれるときは量もやっておきましょうと。若手は一年中キャンプだから」と説明した。ここまで、昨秋キャンプから練習量を増やした成果を感じている証し。チームは5日にDeNA、6日にロッテとのオープン戦に臨む。