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広島ドラフト1位の佐々木泰内野手(22=青学大)が、3月1日の楽天とのオープン戦(倉敷)から1軍に初昇格することが26日、決まった。沖縄春季キャンプ最終日に新井監督が「オープン戦は倉敷から始まるので、佐々木泰を(1軍に)呼びます」と明言した。
佐々木は昨年11月の明治神宮大会で左肩を痛めた影響もあり、春季キャンプは2軍スタート。実戦では本職の三塁を中心に外野の守備にも就いている。指揮官は「左肩も全く問題ないと。走攻守全てにおいていいものを持っているという報告があった」と説明した。
開幕1軍入りをかけたサバイバルがさらに熱を帯びていきそうだ。指揮官は「映像をみて、打席に立った時の構えから、何か雰囲気を持っているなと感じた。彼が来ることによってまた競争がさらに激しくなることを期待している」と話した。また、高卒4年目の高木翔斗捕手(21)も同1日から1軍に昇格する。