
“小籠包パワー”でアピールする。侍ジャパンに初選出された日本ハム斎藤友貴哉投手(30)が3日、台湾から帰国。5、6日のオランダとの強化試合に向け、4日からチームの練習に合流する。
2日までの日本ハムの台湾シリーズ中は「7年ぐらい前、社会人時代の遠征で来たときと変わらず、小籠包がおいしかった。侍の試合に向けて、いいエネルギー源になりました」と、フル充電で侍デビューを飾る。
昨季は、自ら無死満塁のピンチを招いてから最後は無失点に抑え、優勝したかのように両手を掲げる姿に、新庄監督から「さいこうゆきや」の“別名”をもらった。さらに、土俵際に追い込まれ結果的に抑える投球がSNS上で「さいこうゆきやチャレンジ」と注目された。徐々に認知度が上がっており侍では「ほんと抑えるだけ」。台湾での1日の登板も9回に1回完全投球し「緊張感のある台湾のマウンドで投げて、予行演習になったかも」。連続の国際舞台で快投を披露する。