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ヤクルト奥川恭伸投手(23)が8日の広島戦(マツダスタジアム)で先発する見込みとなった。1日の巨人とのオープン戦後、高津臣吾監督(56)が「次も土曜日ですね。上で」と奥川の次回登板について説明した。
背番号18は、この日、2軍の巨人戦(ジャイアンツタウンスタジアム)で先発し、2回2安打無失点だった。今季初実戦で28球を投げていた。
復活を目指す右腕について、指揮官は「彼はもっと見逃しとか、ファウルだったりとか、タイミングを崩したバットの当てさせ方だったりとかができる投手。それが特長というか、持ち味だと思う。そう考えたら、まだ打者が気持ちよくスイングしている真っすぐ、変化球が多いようにも見えた」と高いレベルを求めた。
その上でキャンプで一時別メニューとなりながら、早期の実戦登板に「1度離れて、今日投げられると思っていなかった。それは良かった」と続けた。