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【日本代表】森保監督が最年少J1デビュー北原槙に言及「そっと見守って」過熱報道陣にはくぎ刺す


明治安田J1リーグ第4節で、東京は鹿島に0-2で敗れたが、注目は15歳のMF北原槙が後半38分から途中出場し、J1最年少デビューを果たしたこと。北原はFW森本貴幸の最年少記録を21年ぶりに更新し、追加タイムを含め約15分間のプレーで堂々とした姿を披露した。日本代表の森保一監督もこの試合を視察し、北原のデビューを「素晴らしい」と称賛しつつ、過度な報道には慎重な姿勢を示した。なお、W杯アジア最終予選を控えた代表チームには、FW上田とMF守田の回復状況が気になるところだ。

鹿島対東京 鹿島に敗れ、あいさつに向かう北原(右)ら東京イレブン(撮影・河田真司)

<明治安田J1:鹿島2-0東京>◇1日◇第4節◇カシマ

現役中学生が史上最年少J1デビューだ。東京MF北原槙(15)が鹿島戦で、0-1の後半38分から途中出場。J1最年少出場記録となる15歳7カ月22日で出場し、FW森本貴幸(東京V)の最年少記録を21年ぶりに更新した。

今季から2種登録されて前節名古屋戦でベンチ入りを果たし、今節でピッチに立った。追加タイムを含め約15分間ではあったが、縦パスにトライするなど敵地で堂々としたプレーぶり。試合には敗れたが、日本代表MF久保建英に続く若き才能が歴史を刻んだ。

   ◇   ◇   ◇

日本代表の森保一監督が鹿島-東京戦を視察した。東京MF北原の最年少デビューに「素晴らしい」としながらも「特別なプレーには至っていなかった。話題性はあるかもしれないが、そっと見守ってほしい」と過熱報道陣にはくぎを刺した。下旬にはW杯アジア最終予選が控える。負傷離脱中のFW上田とMF守田の近況に「順調に回復しているとは聞いているがプレーできるかどうかは確認できていない。これから試合があるので」と話すにとどめた。

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