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セレッソ大阪は2日、第4節で敵地アルビレックス新潟戦に臨む。2連敗中のアーサー・パパス監督(45)は1日、オンラインで取材対応し「積み上げてきた形、パフォーマンスを出せれば結果はついてくる」と、揺るがない自信を示した。
ボールを保持し、攻め抜くスタイルは浸透しつつあるが、開幕から3試合連続で2失点するなど、一瞬のスキを突かれてゴールを奪われる場合が多い。
開幕1勝2敗のC大阪に対し、新潟は1分け2敗。今回が新潟の今季初ホームとなるだけに、指揮官は「相手は不運に負けている試合もあり、侮れない。相手はホーム開幕戦で気持ちが入っている」と、警戒も忘れない。
今週はアウェー2連戦となり、中3日で臨んだ前節2月26日の柏レイソル戦は先発4人を変更。同じく中3日で迎える新潟戦は、前節はコンディション調整でベンチから外れたMF香川真司(35)の復帰もありそうだ。
パパス監督は「試合間隔が短く(いつも通り)練習できない中、それを言い訳にするのではなく、1人1人が映像を見ながら(戦術を)落とし込んでいる。その質や理解度は深まっている」と説明し、開幕前からの宣言通りにチーム全体で戦い抜く。
同じく取材に応じたDF西尾隆矢(23)は「キャンプから積み上げてきたものをしっかり出せれば、必ず勝ち点は取れる。下を向かずにやっていく」と、開幕の大阪ダービー以来となる3試合ぶりの勝利を目指す。