
阪神西純矢投手(23)が1日、兵庫・尼崎市の2軍新施設「ゼロカーボンベースボールパーク」で、右肘の手術後初めて、報道陣の前に姿を現し、取材に応じた。
「シーズン前にこうやって外れる形になったので、もちろん(悔しい)気持ちが強いです」。
春季キャンプでは具志川組に参加していたが、右肘の精密検査のため17日に帰阪。2月28日に球団から「右肘関節鏡視下関節鼠摘出術」を終えて大阪府内の病院を退院したと発表されていた。
「いろんな経験をされている先輩がいますし、他球団であったりいろんな人に相談して決めた」と明かし「自分1人で判断できるわけではないですけど、球団が(手術を)許してくれてできたので、球団にはすごく感謝しています」と語った。
患部の状態は「手術して2、3日くらいしかたっていないので、肘とかも腫れています」と明かしたが「順調なのは順調なのかな」と前を向いた。
復帰のめどに関しては「初めてやるのでわからない。とにかく早い方がいい」と説明。「今更ショックを受けていても、もう手術して終わったので、早く復帰して1軍に戻ることを考えてやっています」と力を込めた。