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【日本ハム】伊藤大海、超異例の“極少”調整法も「有意義」キャンプ「若い子には…」投手コーチ


日本ハムのエース、伊藤大海投手が沖縄・名護キャンプを自信満々で終えました。通常より少ない110球しか投げなかった伊藤は、キャッチボールに重きを置き、投球と結びつける独自の調整法を確立しました。この方法により、投球の質と完成度を高めることに成功し、これが昨シーズンの最多勝と最高勝率のタイトル獲得を支えることになりました。今後の初実戦である台湾・中信戦に向けて、強い決意を示しています。また、4月1日のソフトバンク戦に向け、15勝以上を目指し、リーグ優勝と日本一に向かう意気込みを持っています。

キャッチボールで調整する日本ハム伊藤(撮影・足立雅史)

日本ハム伊藤大海投手(27)が26日、超異例の“大海流調整”で沖縄・名護キャンプを打ち上げた。エース右腕が今キャンプのブルペンで投じた球数はわずか110球程度。日々のキャッチボールを投球とリンクさせ、完成度を高めてたどり着いた調整法だ。この1カ月で得た収穫を手に、今季初実戦となる3月2日の台湾・中信戦(台北ドーム)へ向かう。

   ◇   ◇   ◇

伊藤が自信に満ち満ちた表情でキャンプを総括した。「今までのプロ野球人生の中でもすごく収穫が多かった。有意義でしたし、シーズンがすごく楽しみになりました」。昨季は最多勝利と最高勝率のリーグ2冠を達成。「去年があっての今シーズン。今までと同じようにやっていたら足をすくわれる」と、自分を律して過ごした。

肝は「球数」だった。元々ブルペンでの投球数は少ない方だが、この1カ月間で投げたのは「トータルで110球ぐらい」。加藤投手コーチが「あんまり若い子に言いたくない」と苦笑いするほど珍しい“極少”の調整法で状態を上げてきた。

その分、大事にしたのがキャッチボール。毎日行うメニューを投球練習の準備という位置づけにせず、「その1球に対しての自分の再現性を」求めて集中。「出力と体の感じが合っていると、ブルペンに入ってもそんなにイメージが変わらなかった」と効果的で、「1球1球の質だったり、完成度の高さを求めた結果」、ブルペンでの投球数は少なくなった。

満を持しての実戦マウンドは3月2日の台湾・中信戦(台北ドーム)。21日に予定していたライブBP登板が悪天候で中止になったため、今季初めて打者と対峙(たいじ)する2イニングになる。「真っすぐに対するバッターの感じを見たい。どれだけ出力を出せるか」とテーマを掲げる。開幕は約1カ月後。伊藤自身も4月1日の本拠地開幕ソフトバンク戦(エスコンフィールド)での登板が決まっている。「リーグ優勝、日本一を達成しないと行けない年。監督との約束は15勝以上なので、それを達成できるように」と力が入った。“大海流”を貫く伊藤がギアを上げていく。【黒須亮】

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