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<オープン戦:ナショナルズ11-6メッツ>◇23日(日本時間24日)◇フロリダ州ウェストパームビーチ
ナショナルズ小笠原慎之介投手(27)がオープン戦初登板となるメッツ戦で米デビューし、1回を1安打無失点と好投。開幕からの先発ローテ入りをアピールした。
1番テイラーを2球目で中飛、2番アルバレスを初球で中飛に仕留めた。2死後、3番ウィンカーに二塁打を許したが、4番デロスサントスを遊ゴロに仕留め、わずか8球で1回を無失点で交代。米初白星を挙げた。地元専門テレビ局MASNによると、直球の最速は92マイル(約148キロ)を計測。地元メディアの取材に通訳を通し「今日は自分にとって特別な日」と話したという。
デーブ・マルティネス監督は、バットにしっかりコンタクトされた打球も多かったことについて「日本で投げているのと同じように試合で投げてくれればと思っていた。ストライクゾーンに投げる能力に優れているので、それは変えてほしくない」と話した。
同僚の先発右腕トレバー・ウィリアムズは「彼は今日はめちゃくちゃナーバスだった。でも素晴らしい投球だったし、チームに合流してからここまで素晴らしいよ」と話した。