【磐田】松本昌也がＪ１岡山に“電撃移籍”「チャレンジしたい気持ちが」シーズン開幕後の決断

松本昌也（2022年3月12日撮影）

J2ジュビロ磐田は23日、MF松本昌也（30）がJ1ファジアーノ岡山に完全移籍すると発表した。

シーズン開幕後の「電撃移籍」となった。松本は17年に大分トリニータから磐田に加入すると、在籍8シーズンでリーグ戦247試合に出場し、18得点。複数ポジションをこなせる器用な選手として重宝されていた。今季も水戸ホーリーホックとの開幕戦（15日）でメンバー入り。戦力の1人としてベンチに控えていた。

岡山からの獲得オファーには「1人のサッカー選手としてチャレンジしたい気持ちが1番に湧き出てきました」と明かし、移籍を決断。「今シーズンこれからというタイミングで自身の気持ちを受け入れてくれたクラブに感謝しています」と続けた。

磐田では3度のJ2降格を経験した。松本はクラブを通じて「この8年間、苦しい時期の方が多かったと思います。ただ、どんなときもジュビロ磐田を愛し、熱い気持ちを届けてくれたファン・サポーターの声援が、僕の原動力となり支えになりました」などと感謝の思いを伝えた。