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<明治安田J1:広島1-0横浜>◇第2節◇23日◇Eピース
横浜FマリノスのDF諏訪間幸成(21)が、J1デビューを飾った。全日本プロレスで活躍する諏訪魔(48)を父に持つ。
試合は敵地でサンフレッチェ広島に敗れた。
1点を追う後半42分、諏訪間が途中出場。追加時間に突入し、自陣左サイドからクロスを送られると、186センチ、85キロの巨漢センターバックの諏訪間はジャンプ。
相手FW加藤の左肩と諏訪間の顔が激突し、危険を感じた主審はすぐに試合を止めたものの、しばらくすると諏訪間は元気に立ち上がり、場内から大きな歓声が起きた。父譲りのタフネスぶりをアピールした。
現在も筑波大に在学中の諏訪間は、26年シーズンから横浜加入が決定。その前年の今季、特別指定選手としての出場登録が1月に完了していた。横浜ユース出身で、23年にはU-20日本代表としてU-20アジア杯ウズベキスタン大会にも出場している。