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<オープン戦:日本ハム-楽天◇23日◇沖縄・名護
日本ハム山崎福也投手(32)が、実戦初登板で予定の2イニングをパーフェクトで抑えた。
試合開始前から降り続く雨の中マウンドへ。1回1死では、明大の後輩でもあるドラフト1位の宗山塁内野手(21)を、カウント1-1からの125キロスライダーで遊ゴロに打ち取った。続く辰己へには変幻自在の投球を見せ、初球に92キロのスローカーブでストライクを取ると、2球目はスーパークイックを披露。際どい134キロの直球はボールとなったが、カウント2-2から115キロのチェンジアップで一ゴロに打ち取った。
2回はフランコを二ゴロ、小郷を捕邪飛、鈴木大を一ゴロに仕留め、予定の2回を25球で完全に封じた。
山崎は昨季、24試合で10勝6敗、防御率3・17をマーク。今季も先発陣の柱として期待される。得意の打撃を生かすために、新庄剛志監督(53)はDHでの起用も示唆している。