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【新潟】8年ぶり「オレンジダービー」で完封負け「退場するまでは良いゲームができた」樹森監督


アルビレックス新潟はJ1の清水戦で0-2の敗北を喫し、今季初の黒星を記した。試合の鍵となったのは、前半26分に新潟のMF秋山裕紀が危険なプレーで退場し、早い時間帯から数的不利に陥ったこと。直後に清水に先制点を許し、さらに後半にも追加点を奪われた。開幕戦の横浜戦でも不用意なファウルからPKを献上し、1-1のドローに終わっており、勝ち点を逃す要因となっている。樹森大介監督は、攻防の切り替えの強度は満足しているが、冷静な判断が勝利には不可欠だと語る。新潟は現在アウェー3連戦中で、次の鹿島戦での勝利が待たれる状況だ。

完封負けを喫し、うなだれる新潟の選手たち

<明治安田J1:清水2-0新潟>◇22日◇第1節◇アイスタ

アルビレックス新潟はアウェーでJ1昇格組の清水に0-2で敗れて、今季初黒星を喫した。前半26分、MF秋山裕紀(24)が危険なプレーで一発退場。早い時間帯に数的不利になると、同追加タイム2分、左CKから先制点を献上し、後半17分に加点された。開幕の15日敵地横浜戦でも1点リードの後半、ペナルティーエリア内でファウルを犯してPK献上。1-1のドローに終わっていたが、またも1つの不要なプレーで勝利を逃した。

執念の起用も、実らなかった。新潟は2点を追う終盤、ブラジル人のMFミゲル(21)とオーストラリア代表DFゲリア(31)の新加入2選手、J2藤枝への期限付き移籍から復帰したFW矢村健(27)らを投入したが、チャンスまでつくれず、追いつけなかった。

清水との8年ぶりの「オレンジダービー」で完封負け。樹森大介監督(47)は悔しそうな表情を見せながらも「(秋山が)退場するまでは、準備してきた良いゲームができた。最後は同点、逆転するつもりで選手を交代した。切り替えて次に向けて準備するだけ」と淡々と話し、前を向いた。

積極的な守備が今季のコンセプト。しかし、試合開始早々、秋山が敵陣で清水の元日本代表MF乾貴士に足の裏を向けたスライディングをかまし、一発退場。ゲームを壊した。開幕の横浜戦ではMF宮本英治(26)が1-0の後半32分にペナルティーエリア内で不用意に足を出してファウルを取られ、同点とされるPKを献上していた。樹森監督が求める「球際・切り替え」の強度は意識できているが、勝ち点を積み上げるには時間帯やボールアタックの位置など、冷静な判断が今後、必要になって来る。

開幕から続くアウェー3連戦も苦境を増幅するが、次戦がラストだ。26日に中3日で鹿島と対戦する。新潟は雪の影響でクラブハウスが使えない。1月13日から始まった宮崎、高知キャンプ、そして開幕後も大阪で調整する厳しい日程が続く。その中で指揮官は「静岡まで来てくれたサポーターだけでなく、新潟でも多くの人たちが応援してくれていたと思う。次は勝ち点3を取りたい」と今季初勝利を約束した。【小林忠】

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