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早大、オープン戦初戦で越井颯一郎、香西一希が中継ぎで無失点「投手陣は問題ない」小宮山監督


早稲田大学が今年初のオープン戦で、日本通運に5-1で勝利し、3年生の越井颯一郎と香西一希の投手コンビが注目を浴びました。越井は3回から無失点の好投を見せ、140キロ台の速球とスライダーで打者を抑え込みました。一方、香西は6回から登板し、制球力を活かして2イニング目のピンチを乗り越えるなど、3者三振を奪う活躍をしました。監督からもチャレンジ精神を求められた選手たちは、課題を見つけつつ次への手応えを感じ取ったといいます。

オープン戦 日本通運対早大 中継ぎで登板し、好投した(左から)越井颯一郎と香西一希(撮影・保坂淑子)

<オープン戦:日本通運5-1早大>◇22日◇安部球場

早大が、今年初のオープン戦を行い、3年生投手コンビが躍動した。

1点ビハインドで迎えた3回、2番手として登板した越井颯一郎投手(3年=木更津総合)は1球ごとに「ヨッシャー」と大きな声で気迫あふれる投球で2回を無安打無失点。キレのあるスライダーや、力のある真っすぐで奪った三振は4。この日の最高気温9度という寒さの中でも、自己最速に1キロ迫る145キロを記録した。「真っすぐを試すことができてよかったけど、この冬取り組んできた新球を投げきれなかった」と反省。「まだまだ課題はある。長い目でみたらいい試合だった」と、次への手応えをつかんだ。これまで通算9試合に登板するも未勝利。「今年は勝ち星を挙げて、チームの勝利に貢献したい」と、力を込めた。

同点で迎えた6回から3番手として登板したのは、香西一希投手(3年=九州国際大付)だ。左打者には外角低め、右打者には内角低めと対角線に伸びる球を武器に、制球良く投げ込み初回を3者三振。2イニング目には「コーナーを狙い過ぎてボール球が増えてしまった」と、3四球でピンチを招くも、3イニング目には「早いカウントからゾーンの中で、変化球も真っすぐも勝負していこう」と修正。再び3者三振で打ち取り、成長を見せつけた。

目指すは先発登板だ。昨秋は抑えで5試合に登板。今年は小宮山悟監督(59)に先発登板を直訴。「複数イニングを投げるために、試合の中での修正の仕方も勉強しています」。カーブなど緩いボールでカウントを取り、有利なカウントで打者を追い込み打ち取る。香西が得意とする制球力の良さが、実戦で磨きをかけていく。「今日はいいスタートをきれました」と、笑顔を見せた。

小宮山監督は試合前、選手たちに「チャレンジしろ。うまくやろうとなんて思うな。たくさん失敗しろ」と話しをした。「投手陣は問題ない。これからも失敗の内容を精査して次につながれば、というところ」。3年生コンビが、オープン戦初戦で再び課題を見つけ、リーグ戦までさらなる成長を続け、リーグ連覇の武器となる。

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